三田市立図書館のヤングアダルト棚のブログです。

2019年03月26日

ダンボール自販機ができた

みなさんこんにちは。Fです。

現在展示中の「図書館の本で作ってみたリターンズ」にちなんで、Mさんがダンボール自販機を作りました。
じゃん。

DSC02592.JPG




F「・・・素手で缶をとればいいのでは?」
M「それは言っちゃダメ」



DSC02593_LI.jpg

このボタンを押すと、缶が下に落ちてくるそう。
「押して押して」と得意そうなM先輩に言われるがまま、ボタンを押してみます。
ぽちっとな!


F「・・・あれ?出てこない」
M「あれ?ちょっと待ってね。えーっと」

自動販売機の背後でなにやらゴソゴソするM先輩。
しかも、

F「M先輩、押したボタンが戻ってきません・・
M「エッ。あれー、ゴムが入っているから戻るはずなんだけどな・・ちょっと待ってて」
F「あっ、ボタン戻ってきた!すごい!ゴムの力!」
M「あ、ううん。私が後ろから戻したの」
F「え、手動?

もはやこれは自動販売機ではなく手動販売機なのでは。

M「はい、もっかいチャレンジしてみて。グイっとね!奥までボタン押しこんでね!」
F「はい!ぽちっとな!」

ごろん。


DSC02594.JPG




F「で、出た〜〜〜〜!!
M「ワ〜〜〜イ!!!ハートたち(複数ハート)
F「すごいですね!本当にダンボールで自動(?)販売機ができました!」
M「大変だったよ〜もうやだ〜(悲しい顔)
F「まあ、ディスプレイの缶と全然違う缶が出てきましたけど・・・」
M「エヘヘ。まあ、そこは、ゆるして」
F「そしてなぜか誕生日を祝われてしまった」


DSC02595.JPG




M「お誕生日おめでとう」
F「全然誕生日じゃないです」


いろいろツッコミどころが多いM先輩の自動販売機。
M先輩が実際に見ながら作った本とPOPと共に、実際に展示しておりますので3月中にぜひ見に来てください。
これを全部1から作ったと思ったら、すごい。尊敬!

F「利用者のヤングたちにもさわって遊んでもらいたいけど・・・無理かな・・・」
M「そうね、残念だけど実際にさわってもらうことはできないわね」


押したボタンが戻らないから。
posted by hondarake at 09:00| 日記

2018年10月20日

たぶんわたくし宛の投稿お返事

こんにちは。Mです。

時の流れとは早いもので、もたもたぐずぐずしていたらどんどん日にちが立つんですよねー。

ってなんの言い訳かというと、なんと前の前の展示の話。
『私のやんぐ時代』っていう展示をやりましたでしょ?
FちゃんやAさんの棚が、「あ、なんか知ってる」くらいの懐かしさだったのに対し、私の棚だけ「これ何?本茶けてますケド?みたことないですケド?」という浮きまくっていたあの展示ですよ。

自分では「懐かしいわぁ」と思いながら本を並べていたのですが、冷静に考えるとこの本たちって今のヤングたちが本当に借りるんでしょうか?もはや自己満足でしかない棚に成り果てていたように思います。


でも、本は借りられていた。


自分で展示しておきながら、本が借りられて無くなっていると「うそぉっ!」と心の中で叫んでいました。
しかも借りられるだけではなかったのだ!「投稿」という形で反響(?)まで!

というわけで、いただいたお手紙をご紹介します。


PN:滝さん
おススメ本:「クリスティ入門ならクリスティ文庫1作目でありポアロシリーズ1作目でもある『スタイルズ荘の怪事件』をオススメします。『オリエント急行』『ナイルに死す』など名作はいろいろありますが、やはり最初は順に読む方がいいと思います。」


いきなり「クリスティ入門なら」という何かのお返事のような書出し。
そう、この投稿はまさにお返事です!
何の?
私の棚に貼ったPOPのです!!


ひゃっほーーーーーーう!!!


POPにお返事が来たよーーーーーっ!


肝心のPOPは今は貼っていないので、一体何の本のPOPだったかというと

アガサ・クリスティ著『そして誰もいなくなった』です。
高校時代の思い出本として、初めて読んだクリスティだよと紹介POPを書きました。結末に衝撃を受けた割に、他の作品数のあまりの多さにその後クリスティにハマることもなかったことから、独り言のように「クリスティのオススメ誰か教えて」って書いてみたんだけど。

クリスティ好きの人の心の琴線に触れてしまったんだな。
そうですか。「スタイルズ荘の怪事件」ですか。そもそも第1作が何かも知らなかったよ。
さっそく読んでみましたよ。
お話は、20も年下の男と再婚したスタイルズ荘の女主人が殺され、その息子に招かれていた主人公が友人のポアロと共に犯人を探るという話なんですが、普通に考えたら旦那が100%怪しいんだけどアリバイがある!でもあの人も怪しい!この人も怪しい!そして真相は…。うーん、トリックがどうとかいうのではなく、わー!だまされたー!という感じでしょうか。クリスティおそるべし。
クリスティって古い作品なのに、読み始めるとだだーと読めちゃうからフシギ。
さてこの次は、クリスティ文庫を順番に読んでいけばいいのかな。

うれしいお返事をくれた滝さん、今年の春に図書館に入った霜月蒼著『アガサ・クリスティ完全攻略』という本はもうご存知でしょうか。クリスティ文庫から出ているので、ツウな人ならとっくに知ってるかもですが、評論部門でいくつかの賞を受賞している作品ですので、まだでしたら是非借りてみてくださいね。


PN:なしさん
オススメ本:辻村深月作品(中学でクラスの半分が読んでいた)。中高生のガラスの十代の心理描写はこの人が抜群に上手。とても切なく共感。21世紀の中高生のリアルはこの人。
ご意見:辻村作品はリアルに今の中高生を描いているけど、『クララ白書』とかって当時の中高生のリアルを書いているんですか?教えてください。スマホがないなんて正直想像もできない・・・


「クララ白書」は1980年頃に氷室冴子が書いた、カトリック系の寄宿舎に入っている中高生の日常が書かれたまぁ当時のラノベなんですね。中学生は「クララ舎」に入り、高校生になると「アグネス舎」に移ります。だから続編は「アグネス白書」。


で、はたしてコレが当時の中高生のリアルを書いているのかという質問なんですが・・・


そもそも今も昔も「寄宿舎」って日本のどこかにあるの!?
設定からしてすでにリアルを超越していると思います。
出てくるのは個性の強すぎる同級生や先輩、寄宿舎の意味不明な日常の習慣。
もしこれ読んで「こんなのが当時の中高生の日常か〜」って思われたら泣くわ!

当時のラノベも今と変わらず「こんなのだったら楽しいな〜」という夢物語が詰まっています。
私たちが当時よく手に取ったのは、リアルを書かれているものではなく、ニセモノの楽しい世界の書かれた本でした。本の世界に現実を求めてなかったのかな。
今、中高生のリアルを書いていると評価を得ている作品が人気なのは、今の中高生が夢の世界が書かれた物語より、自身が共感できる作品の方を好む傾向があるのかな、と思ったりします。


そうそう、スマホがないなんて想像できないとの発言ですが・・・


そもそもスマホの存在がない時代なんでねぇ。
当時の私たちが「昔はテレビがないなんて想像できない!」とか言ってる感覚かなぁ。
この先も今は想像もしないような未来世界がやってくると思うので、その頃のヤングはきっと「え〜平成って○○がなかったんでしょ?想像できない!」とか言われるんだろうな。
時代はこうやって流れていくのだよ。


さて、最後の投稿は。


ご意見:シャルルのIQは269です。同世代より



もう、コレみた瞬間「キターーーーッ!すみませんっ」って思いました。
これはホンダラケ26号の対談の内容からのスバラシイご指摘です。
私が中学生の頃夢中で読んでいた藤本ひとみの「まんが家マリナシリーズ」。これに出てくる天才美少年シャルル・ドゥ・アルディのIQを適当に300くらいと口走ったばかりにこのようなお叱りを!


正直に言います。


本当は知っていました。シャルルのIQが269であることを。


当時はこのシリーズを読んでいる子は夢中でお気に入りのキャラクターのプロフィールを暗記したものです。
シャルルのIQ269はもはや基本事項。
でももう〇十年も経っているのに、いまだにさらっと「シャルルのIQは269」とか口走ったら、今のヤングに引かれるんじゃないかと思い、記憶が曖昧なフリを・・・っ

うん、でもやっぱり当時夢中になった世代は、今でもプロフィールを覚えてるよね。
昨日の晩御飯のメニューは忘れても、シャルルのIQは忘れていませんでした。


ちなみにシャルルの好物はイチゴです。(←やっぱり覚えている)



というわけで、わたくしMのヤング時代に対する投稿をご紹介いたしました。
皆さん、投稿ありがとうございます!


図書館本館は10/20〜26まで蔵書点検のため休館いたします。
休館中はウッディ分館・藍分室は開いておりますのでそちらをご利用ください。
posted by hondarake at 09:00| 日記

2018年09月20日

投稿紹介!

こんにちは、Fです。
今日もホンダラケポストにきたお手紙のお返事をしていきますよっグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)

ペンネーム:K・Yさん
おすすめ本:ぼくらの七日間戦争


F「最近よく聞きますね、このタイトル。本自体はず〜〜〜〜っと前からあるのですが、最近再フィーバーしている理由はなんといっても『小学生が選ぶ一番好きな本』というランキングにランクインしたこと、あとアニメーション映画化が決まったことでしょうね」
M「30年前は実写映画だったんだけどね……」
A「子供が大人をぎゃふんといわせるストーリーが人気の秘密でしょうか。Fさんは読まれたことはありますか?」
F「あります。あんまりにも誰にも手に取られない古い本があるなあ、かわいそうに、どれ、私が借りて読んでやろう……と思ってうちのYA棚から選んだ本がコレでした。そういえば表紙が実写の文庫だった。あれがMさんがおっしゃっていた映画だったのか」
M「多分そうね」
A「そ、それが今やこんなことに(笑)」
F「本の人気って、本当にいつどうなるか分からないですよねえ」
M「元々このシリーズ、根強い人気はあったのよ。ほら、前にもこのブログで紹介したの覚えてない?」
A「トライやるウィークの時ですよね。学生さんたちが作ってくれたおすすめ本POPでダントツナンバーワンの枚数だったのが『ぼくらの七日間戦争』でした」
F「ちなみに2018年6月16日の『POPでみる人気作品〜トライやるウィークのお話〜』という記事です」
A「(リンクなんて貼れたんですね…)」
M「(…便利ね)」
F「ご紹介いただいた『七日間戦争』をはじめ、このシリーズは『ぼくらシリーズ』としてたくさんの種類の本があります。七日間戦争にハマったら、ぜひシリーズ全巻読破してみてください!」
M「K・Yさん、投稿ありがとう」


M「最近、YAの本の紹介が多いわよね」
F「……それが本来の姿なんですけどねっ!?」
A「最初は児童書ばかりおすすめされてましたよね(笑)進歩です〜」
F「そうですね!われらYAの地道なPRが実を結んできた結果では!?ぴかぴか(新しい)
M「目に見えて結果が出ると嬉しいわね!かわいい
A「では、次の投稿です」


ペンネーム:JUMP大好き人間さん
おすすめの本:12さい。


「児童書やん・・・」
M「残念だったな、Fよ。でもこれが現実です。」
A「えーっと、まいた菜穂さんの『12歳。』という本でしょうか。もとはマンガのノベライズだそうです。2018年8月現在では、このノベライズが8巻まで出ていますね」
F「12歳のピュアな恋愛模様を描いた物語ですか……おお、1巻の副題が『だけど、すきだからハートたち(複数ハート)ときめきの予感しかしませんな!」
M「ほうほう…データを調べてみたわ。その1巻、なんと切ない三角関係の物語らしい。12歳って小学生よね??三角関係!?」
A「クラスで友達と同じ男の子を好きになっちゃった、とか、意外とあるあるかもしれませんよ?」
M「小学生ナメちゃだめってことね。三角関係に悩むお年頃の子もいる。」
A「そうですね、今度はYAの恋愛本も読んでみてはいかがでしょうか。小林深雪さんの『泣いちゃいそうだよ』シリーズとか」
M「ああ……アレか。うん、『12歳。』が好きなら、好きかもね」
F「YA棚に小学生っぽい子が本を探しに来ている光景もけっこう見ます。中学生高校生がYAというわけではなく、『子どもの本には飽きたけど、大人の本はまだ早い』っていう人は年齢関係なくおいでくださいませ」
M「いい感じで締めてくれましたね。ホンダラケポストを設置したころは、果たして本当に投稿なんて来るのかしらと思っていたけど、」
F「待て待て待て、聞き捨てならない言葉が!」
M「ほんとだもん。でもフタを開けてみたらこの通り。今や束で保管しているくらい、投稿用紙が溜まっています」
A「ありがたいことですー。これからも皆さんのご投稿、お待ちしています。よろしくお願いします!」
posted by hondarake at 09:00| 日記