三田市立図書館のヤングアダルト棚のブログです。

2018年06月21日

三田学園さんの展示「花」

こんにちは、Aです。
去る5月、三田学園図書委員会さんが展示コーナーを入れ替えに来てくれましたのでご紹介します!

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生徒さんたち「こんにちは〜。失礼します!」

おお、今日はたくさんで来てくれました。なんと、高校生のSさん以外はみんな中学生とのこと!
S「後輩たちにも仕事を覚えてもらおうと思って」
なるほど。展示の入れ替え作業に来るのは初めての生徒さんもいるみたいですね。

S「まずは前の展示を片付けないといけないから。それから展示する本を探して」
次々と後輩たちに指示を出していきます。

そして慣れた手つきでPOPをラミネート。

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今回のテーマは「花」ということでしたが、
確かYAで以前使ったお花グッズがあったはず!
持っていくと、
後輩たち「わー、かわいい〜!ありがとうございます!」かわいいかわいいかわいい
素直に喜んでくれる中学生たち・・・。まぶしい。

「下に敷くものがいるんですよね?」
S「あ、そうか。どうしよう」
ちらりと横の棚を見ると・・・そこには人工芝が。

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「あっ、これいいんじゃない?」
「いいよいいよ、テーマ「花」だし」
「決定!」

確かYAで昆虫の本の特集コーナーを作ったときに使っていたものです。
思わぬところで役に立ちました・・・。

そしていよいよ棚の飾り付けへ!

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「POPの位置どうしよう?」
「このお花どこにつけたらいいかな?」
位置決めに迷っている後輩たちに、Sさんが的確なアドバイスをしていきます。
S「好きにやってもらったらいいよ。私は少し離れたところにいるから」
さすがは先輩、頼りになりますね!

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というより監督の風格が漂っているような・・・。思わず「監督!写真はこちらでよろしいでしょうか!」と叫んでみたくなったのはヒミツです。

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そして・・・完成!
作ってくれたPOPたちが棚を彩ります。たくさんPOPがあるので本の置き場所に苦労していましたが、
工夫して飾ったお花たちがいい感じですね!
本も「花」にちなんだものがセレクトされています。

K「本見つけてきました!」
おや。女の子たちが飾り付けをしている間、どこに行ったのかと思えば。
男の子たちは展示に使う本を探しに行ってくれていたようです。

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でもこれって・・・。
「ホラーじゃない?」
「ホラーだよね」
「作者の名前には「花」って入ってるけど」
「だめですね」

危うくホラー特集になるところでしたがく〜(落胆した顔)
中学生たちが頑張って作り上げた棚。今後どんな風になっていくのでしょう。
早くも次回が楽しみですぴかぴか(新しい)
posted by hondarake at 09:00| 展示

2018年06月16日

POPでみる人気作品〜トライやるウィークのお話〜

暑くなってまいりましたね。紫外線対策に余念がないMです。


毎年恒例トライやるウィークの季節がやってきました。
中学生の行事なので、当然我々チームYAが担当します。

図書館のお仕事体験、やっていただくのはもちろんカウンターでの貸出、返却。
返却された本を棚に戻す配架作業。
ページの取れた本の修理やフィルムコートかけ。などなど。


さて、中学生さんが配架作業をしています。


「先生!」


ん?


「あ、まちがえちゃったわーい(嬉しい顔)


か、可愛い・・・・っっハートたち(複数ハート)


・・・というような些細なやりとりに、スタッフがいちいち浮かれてしまうのがトライやるウィークでもあります。


さて、トライやるウィーク中にやっていただくことの中に「おすすめ本pop作り」というのがあります。
一人ずつおすすめの本のpopを1枚作ってもらうんですね。
作る前の見本として、今までのトライやるウィークで作ってくれたpopを見せたりするんですが、毎年のことなので、結構な量がたまっています。

ふーん・・・。


あらためて見てみると、同じ本や作者のpopがあったりする。
ちょっと仕分けしてみましょう。


〜〜〜数分後〜〜〜


結果発表!!


トライやるウィーク中学生さんたちの世代を超えたおすすめ本1位は!

『ぼくらの7日間戦争』もしくはそのシリーズ  宗田 理:著
ダントツですよダントツ。POPの数は合計7枚。
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ご覧くださいませ。同じ本でもこんなにデザインも紹介文も違います。
このシリーズは30年位前にシリーズが始まったのですが、現在でも面白いって思って読んでくれてるんですね。嬉しいなぁ。


続いて多かった第2位!
『ハリーポッターと賢者の石』 J.K.ローリング:著
これまた定番といいましょうか。POPの数は3枚。
私が中学生の時にこの本があったら読んだかなー。読んだよねー。中学時代に読んでいたら現在の私はまた違っていたかもしれません。


次は作家部門。同じ作家の違う作品のpopが意外と多いです。
ダントツ1位は!

『星 新一』! 
かのショートショートの神様がこんなに中学生に支持されているとは・・・。
短い話で読みやすいけれど、短い中に潜むブラックなところがよいのでしょうか。
『おーいでてこい』『きまぐれロボット』などのpopがあります。


他にpopが複数あった作家さん人気ラインナップとしては
森絵都・有川浩・山田悠介・香月日輪・東野圭吾などなど。


中学生らしくラノベのpopもありますが、一枚モノですね。好みが分かれるってことかな。


面白いなぁ・・・。


なーんて思ってたら。


「出来ました!」


今年の生徒さんの作品が出来上がりました。どれどれ。
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今年も力作だぜ!


今年の中学生さんのおすすすめ本popは、本と一緒にYAの棚近くに展示しています。
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デザインも文章も生徒さんが一生懸命考えました。
6月いっぱいまで展示しています。ぜひご覧くださいませ。
posted by hondarake at 09:00| 日記

2018年06月11日

私のやんぐ時代

唐突ですが、ブログについて。
こちらの記事は、いつもアップする前に館長に確認してもらっています。
いつものように記事を書き上げ、館長に持っていくと、さっと目を走らせた館長が言いました。

「なんかおとなしいね。」

もっとやらかせ、という解釈でよろしいんでしょうか?

・・・ついに館長にさえ「静かだと逆に心配な担当」と認知されつつあるYAの明日が心配です。
こんにちは、Fです。


さて、なんだかんだやっているうちに6月になってしまいました。
平成最後の6月です。
……ミステリー小説の冒頭とかにありそうですね。

そう、それは忘れもしない、平成最後の6月のことだった・・・

みたいな。

何が起こるんだろう。わくわく。


さて、では今月の展示です。こちら。

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テーマは私のやんぐ時代♡。担当者の中高生時代に流行った本を特集しています。

私の中高生時代をふりかえってみると、とにかく自分も周囲もラノベをたくさん読んでいました。今本屋さんに行っても、あの頃の中学生・高校生がハマったタイトルの大半は置いてないので(まだ細々と続編が出ているものもあるっちゃある)、ぜひこの展示で手に取っていただきたいと思います。


ひと昔に流行った本たちですが、現役ヤングたちの感性に訴えかけるものも少なくないはず。
特に私の棚においては、

異能バトル」「ファンタジー」の色合いが強めなので、いわゆる「中二感」の強いかっこいい小説が読みたい!!という人はチェックしてみてください。

実は今回の展示の本、この展示で引っ張り出すまで、書庫に置いてあったものばっかり・・・まさに生ける化石・・・。

この展示で、再び熱心に読んでくれる人がいたらいいね。

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今回のリサイクル予備軍も、掘り出し物感が出てイイカンジ。
手には取られないけど、いい本だよ〜!」という、まさにリサイクル予備軍コーナーのための本なので、見かけたらめくってみてください。


今回の展示は7月末まで。
本館YA棚でお待ちしております。
posted by hondarake at 09:00| 日記

2018年05月12日

ホンダラケポストへの投稿

こんにちは、Fです。
最近ブログではご無沙汰だったホンダラケポストへの投稿紹介をさせていただきます。


P.N.星新一さん
【おすすめ本】
「ダレン・シャン」
意外性がおもしろい


去年の11月ごろにいただいていた投稿ですね…紹介が半年後になっちゃってスミマセン。
ペンネームがビッグネームで恐れおののいてしまいました。
もしかして、ショートショートとかお書きになるのかしら? 
将来、新一さんの本が図書館に並んだりして。

なんて妄想はさておき、おすすめ本ありがとうございます。
実はホンダラケが始まったばかりのころに対談でもとりあげたこちらの本!
あのあと、当時の館長にすすめられたこともあって、私はこちらのシリーズを全巻読破しました。大人の私でもおもしろかったので、子供の時読んでいたらさぞかしハマっただろうなーと思います。

とある事件からバンパイアになってしまった少年ダレンが、さまざまな事件に出会い、試練に挑み、成長していく物語です。敵も味方も濃いキャラクターばかりで、異形がひしめく妖しい世界観が魅力!
そんでもって星さんが言うところの「意外性」は、多分最後まで読まないと意味が分からないので、みなさんぜひ読んでみてください。


P.N.ブラックジャックジュニアさん
【おすすめ本】
ブラックジャック
【ホンダラケでしてほしい企画や展示】
まんが


将来医療に関わりそうなペンネームの方から投稿をいただきました。ありがとうございます。
願わくは闇医者でなく、きちんと資格を持ったお医者さんになっていただきたいと切に願う次第です。

さて、ブラックジャックはもう名作中の名作ですよね!
手塚先生の作品であること、そしてどこの公共図書館でも大体置いてあることから、手に取って読んだことのある方も多いかと思います。私も初めて読んだのは小学生の時、近所の図書館でした。

してほしい企画でマンガ……まんがですか……
かく言う私も、私生活では本よりマンガを読むほうが(微妙に)多めなのですが、残念ながら、今後も図書館でマンガがメインの展示はしないと思われます。
マンガは我々が何もしなくとも借りられていくし。

本館カウンター横にコミックコーナーがあるので、そちらを見ていただけたら大体のラインナップは見ることができますので、よければそちらでめぼしいものを探してみてください。

ちなみに、私は人に借りて今さら「名探偵コナン」を1巻から順番に読んでいるところです。
おたがい楽しいマンガライフを送りましょう。
その合間でいいので、本も読んでいただけるとうれしいです。本館で現在普段本を読まない人のための本もいくつか並べているので見ていただけたらと思います(小声で宣伝)。



P.N.匿名さん
【ホンダラケの感想など】
もういい大人なんですが、棚展示の本をいくつか借りたところとてもおもしろかったです。
これからもたのしみにしています。


匿名さん、ありがとうございます。
正直に言います。
こういうの待ってた。

担当者みんなでしみじみと「うれしいねえ・・・」と眺めさせていただきました。
もちろん誰に何を言われずとも、楽しい展示を作ろう! と頑張ってはいるのですが、実際に利用者の方に喜んでいただけていると分かると感慨深いです。泣いちゃう。
これからも皆様に満足していただけるよう精進いたします。


さて、今日は三件の投稿を紹介しました!
投稿はまだ溜まっております。引き続き、ホンダラケ紙面やブログで紹介させていただきますのでお見逃しなく。そして、みんなどんどん投稿してくれよな! 
お手紙待ってまーす。
posted by hondarake at 09:00| 日記

2018年05月08日

悲劇の3兄弟の話

こんにちは。Mです。
4月の展示入替から、別の棚がすこぅし変化しているということに気づかれたかしら?
さてどこでしょう?

正解は、
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ここよ!


YA内部では「ジャケ借りの棚」とか「よくってよの棚」とか好き放題に言われているんですが、正式には「名作本の棚」(たぶん)です。
学校でやたら読め読めと言われる過去の文豪たちの名作。でもまぁ、確かにヤング世代には手を出しにくかろうと思いまして、せめて表紙だけでもヤングが手に取りやすいイラストっぽいデザインのものをチョイスしております。(ほら、某文豪異能力マンガのコラボ表紙とか)
・・・って書くと「マンガっぽいイラストが表紙だとラノベ読んでるって思われそうだから嫌」って思う人もいるかもしれないので、そんなアナタのために可愛い手ぬぐい模様がデザインされた文豪シリーズを少し入れてみました!
教室の片隅でさりげなく読んでいるとなんだかおしゃれだし、モテそうよ?
カタチから入りたい人もどうぞー。

それから、日本と中国の古典を中心とした「ビギナーズ・クラシックス」も入ってます。こちらも文庫。
今度のホンダラケで詳しく紹介してるから見てみてね。


さて。


本題はここからだ。


さっきの写真をもう一度ご覧なさい。
名作の棚の下。棚の上下幅ををめいっぱい使って、きっちきちにそびえる3冊の本がわかりますかー?
この子たちが、いわゆるYA棚の「悲劇の3兄弟」です。
何が悲劇かって、見ての通りタテにデカイ。おそらく35センチを超えるこの子たちは、棚の一番下でも入らない。入らないとすると、どうするか。


横向きに突っ込まれる。


しかし35センチ超である。横向きに入れれば棚には入るが、普通の棚は奥行が20センチくらい。結果、
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もちろん、豪快にはみ出る。

はみ出る長さもハンパないので、通行する人の足に当たったりして、なんかもう本当すみませんふらふら
そもそも棚の一番下ってだけで目に留まりにくいのに、飛び出してるからものすごく自分アピールしているのかと思いきや、ただの通行の邪魔本だなんてどうしたらいいの!?


しかもこのデカイ本が何故か3冊もある!



とにかくどうにかせねばなりません!


このわたくしが!ちっ(怒った顔)



このような場合、案はいくつかある。
案1:通行の邪魔になるので閉架書庫に入れる
案2:大型本コーナーに引っ越しさせる
案3:この子たちがちゃんと入れる高さの棚を作る

案1は一番簡単だが、ただデカイという理由だけで閉架書庫に入れるのは不憫すぎる。せっかく買ったのに!
案2でもいいのだが、美術全集などが並ぶ大型本コーナーに入れるのは浮きまくり。

案1と2はできれば避けたい。となると案3しかないではないか!


というわけで、35センチの本がちゃんと入る棚を作ってみたのですよ!棚の構成上、これ以上縦の幅を広げることができませんでしたので、ちょっときっちきちになっちゃったんだけど。


でも、入ったわーい(嬉しい顔)


これでこの子たちも邪魔とか言われずに、みなさんに見てもらえます。
頑張ったかいあって、数日後に様子を見に行きましたら、無事に借りられておりました。
私にとって図書館の本は、自分で選んで入れた本はもちろんですが、すべての本がわが子のようなもの。
借りられて、面白かったと言ってもらえれば自分のことのようにうれしいですし、汚れたり、濡れたりした状態でいつの間にか返ってきていたら、悲しいことこの上ない。
それに当然ですが図書館の本は、借りてもらわないと意味がない!だから借りてもらえない理由が目につきにくいということなら、目につくように置いてあげたいものです。


だから借りてあげてー


ところで「悲劇の3兄弟」一番左端の本はご存じかしら?
かつてホンダラケの「リサイクル予備軍」で紹介した「解剖断面図鑑」です。この子も借りられていきました。
棚の一番下で地味に年月を過ごしていた子が、ずいぶんと出世しましたねー。
この調子なら当分リサイクル行きはないと思います。良かったよー。


そんなこんなでちょっぴりリニューアルしているYA棚。
大きくてカバンに入らないと思いますけど、日の目をみたこの子たちのためにぜひ!さぁ勇気を出して!カウンターへ持っていくのよ!!


あ、リサイクル予備軍もよろしくね!
posted by hondarake at 09:00| 日記